経鼻内視鏡について

 

 当クリニックでは平成15年から経鼻内視鏡(鼻から挿入する胃カメラ)を行っています。経鼻内視鏡はスコープが真直ぐに食道に挿入されるので、ノドへの刺激が少なく嘔吐反射(オエッとする反射)が起こりにくなります。胃カメラを受ける方の苦痛が少ないので、鎮静剤を使用する必要がなくなり安全性にも優れています。また、検査中にモニター画面を見ながら医師と会話をすることができます。
 以前は経鼻内視鏡は画質が悪く病変を見逃すのではないかと言われていましたが、技術の進歩により現在は高画質なスコープが開発され通常の経口内視鏡と同程度の詳細な観察が可能です。当クリニックでは富士フイルムメディカル社製の最新の内視鏡システムを導入し高い診断精度を目指しています。
 口からの内視鏡で辛い思いをされた方、検診で精密検査が必要と判定された方は、是非当クリニックの経鼻内視鏡をお試しください。 

当クリニックの経鼻内視鏡

 “苦痛が少なく安全で高精度な経鼻内視鏡” を目指しています。
・ 鼻痛を誘発しないような丁寧で確実な鼻腔麻酔
・ 受検者用のモニターの設置
・ 最新の経鼻内視鏡システム(レザリオEG-L580NW)
・ 診断精度を高めるため色素観察、レーザー光観察を併用
・ 検査終了後にすぐに結果説明 

経鼻内視鏡を受ける際のご注意

・ 完全予約制です。
・ 初めてお受けになる方は鼻腔のチェックを予約時に行います。
・ 重大な合併症がある場合は検査できないことがあります。
・ 鼻から挿入することができないことあります。(1%)

経鼻内視鏡研究所

 院長が運営する医師向けの経鼻内視鏡サイトです。苦痛が少なく安全な経鼻内視鏡を普及するためにネット上で経鼻内視鏡に関するさまざまな情報を提供しています。 

経鼻内視鏡の書籍を出版

 平成20年に医師向けの経鼻内視鏡のマニュアル本を医学書院から出版しました。